クラジミア 介護職員初任者研修通信 クリニカルスペシャリスト

現代病と心療内科

現代病と心療内科

現代社会を反映した新しい形のうつ病に注意!

 

 

 

 

 

 

いじめや虐待などが理由で、連日若者の自殺が報じられている昨今だが、

15〜34歳の世代において、自殺が死因の第1位なのは、

世界の先進7カ国のなかで、日本だけなのはご存じだろうか。

 

 

 

20〜39歳の各年代における死因のトップも自殺であり、

今や日本の若年層の自殺は深刻な状況にある。

 

 

 

このような状況はなぜ生まれるのだろう。

 

 

 

理由の1つには、以前は大人が発症するものと思われていた、

「適応障害」が、最近子どもの間に増えていることが挙げられる。

 

 

 

適応障害の特徴は、

「自分はどうしてこんな状態になっているのか」

ということをはっきり自覚している点にある。

 

 

 

従って家族や周囲の人々は、

単に叱咤激励するのではなく、

生活実態や家庭環境などの背景をよく理解して、

対話を心掛けることが大切だ。

 

 

 

また、「こころの風邪」 ともいえる軽症から、

時には自殺に至るケースもある、「うつ病」 が、

現代社会の複雑さを反映して、

広がりを見せていることに、注意を払う必要がある。

 

 

 

これまでは、比較的生真面目な人が罹患すると思われていた、

うつ病だが、最近では、20代から30代を中心に、

「平日の仕事中はつらいが休日は活動的」 などという、

ややもすると無気力・わがままとも思える、

「新型うつ」 と呼ばれる病気が登場している。

(関連ページとして、こちらも併せてご覧いただきたい。→ 心身症とは何か

 

 

 

発病に至る原因は、人それぞれだ。

 

 

 

ストレス・性格・遺伝・脳の問題・家庭環境などが挙げられるが、

職場や学校さらには、地域社会や家族を含めた、

全体的な取り組みの確立は、緊急の課題となっている。

 

 

 

「今の若者は打たれ弱い」 などと、一言で片づけている場合ではなく、

1つ1つの事例を正確に把握した、地道な取り組みが今こそ求められている。

 

 

 

 

 

 
 
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